『理解と笑顔』 の後ろ側。

　深夜２時。

 

　ﾊﾞｽｹﾊﾟﾊﾟの帰りを待つ夜更かしさっちゃん。
　ﾏﾏは眠たいが

　

　お布団に行っても、さっちゃん起きてくる。

　ﾊﾟﾊﾟがお土産持って帰ってくるのはこのすぐ後。

 

　お土産おもちゃに喜んでまた眠れず。（笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここのところ、さっちゃんはおしゃべりだけでなく、考えて話せるようになってきた。

 

私の言うことが理解できるだけに、さっちゃんなりの真面目な答えが返ってくる。

それがまた一生懸命で。

ﾏﾏは　ﾊｯ　とすることばかり。

 

 

 

 

①仕事の朝お出かけのときにさっちゃんをｲｽに座らせてﾃﾚﾋﾞをつけてﾊﾟﾊﾟを起こして。

　

出かける時、さっちゃんがずっと見ててくれるから淋しくて、何回も手をﾊﾟﾁﾊﾟﾁ　ﾊﾞｲﾊﾞｲする。

後ずさりして、ﾄﾞｱ開けて出て閉める時もﾊﾞｲﾊﾞｲ。

 

『さっちゃん、安心してﾃﾚﾋﾞ見てていいよーﾏﾏお仕事行ってくるからね。』

 

さっちゃんうなづいてﾃﾚﾋﾞを見るとﾏﾏお出かけ。

ただ単にﾃﾚﾋﾞを見てたら寂しくないだろうと思ってそうしていたんだけど・・・・
　

久しぶりにお休みの土曜日の朝。

さっちゃんと一緒に目が覚めて、一緒に朝ごはんを食べる。

なんだか不思議そうにﾊﾟｼﾞｬﾏﾏﾏを見て、もぐもぐ一緒にごはんを食べていたら。

 

『ﾏﾏ、お外行っていいよーさっちゃんﾃﾚﾋﾞ見てるから。　安心してるからー！』（笑顔）

 

 

②ﾏﾏがお仕事でうまくいかなくて家で悲しい顔をして落ち込んで。

ついさっちゃんに、

 

『ﾏﾏお仕事できなくて・・、大丈夫って言ってﾎﾟﾝﾎﾟﾝしてー』　

 

と言ってしまったことがあり。

その通り、ﾏﾏをｷﾞｭｰして『大丈夫』ってﾎﾟﾝﾎﾟﾝしてくれた。

 

それからというもの、

ﾏﾏが疲れてぐったりしてたり悲しい顔をしていると、側にきてちっちゃい手で抱きしめて

 

『ﾏﾏ大丈夫、さっちゃんいるからー安心していいよー！ﾎﾟﾝﾎﾟﾝしたげるからー』

『大丈夫おばけ怖くないよ、ｴｲｯてやっつけるからー』

『ﾏﾏ大丈夫、大丈夫よー』

 

 

③お片づけをしなくてﾏﾏがさっちゃんに怒った時のこと。

 

お片づけしたくなくて、泣いて、でもﾏﾏに抱っこしてほしくてまとわりついて。

一緒に片付けようって言ってもｲﾔｲﾔするからﾏﾏはﾌﾟｲｯと怒って座ってた。

 

するとさっちゃん。

泣きながらﾏﾏの前に来て一生懸命。

 

『ﾏﾏ、（ﾋｯｸﾋｯｸ）ｳｪｰﾝ、　こっち向いてー！！！』　

 

 

２歳っていろいろと理解できる年齢なんだ。

 

甘えたいけど、いろいろと状況がわかって考えられるようになってきたから

我慢していることがたくさんあるんだろう。

お片づけに怒られたってそんなことより、

一緒にいるのにﾏﾏが自分を見てくれないことがどんなにつらかったろうかなぁ・・・・

 

さっちゃん抱きしめて泣き止んで眠るまで抱っこしてくっついてあやまって。

 

ただでさえ、仕事仕事ってずっと一緒にいられないのに

一緒にいるときすらﾏﾏが見てくれなかったら、どれだけ淋しいと思っただろう。

何があっても怒っても泣いてもちゃんとさっちゃんと真剣に目を合わせようと反省した。

 

　ﾏﾏが仕事行くということがわかって、

　行かないでって言えなくって、

　寂しがったり甘えたり泣いたりしたらﾏﾏ困るってわかって、

　寂しいけど笑ったらﾏﾏ喜ぶってわかって、

　ﾏﾏが疲れたり悲しい顔をしているとすばやく察知して思いやって、

 

　大事なさっちゃんのﾀｵﾙｹｯﾄを掛けてくれる。

　ﾏﾏのお顔を覗き込みに来てくれる。

　頭をﾅﾃﾞﾅﾃﾞして、ｷﾞｭｰしに来てくれる。

 

さっちゃんなりの精一杯の優しさと思いやりが、成長としてうれしくて。

でもいっぱい甘えたい年頃なのにわがまま言わずにいることが、申し訳なく。

仕事をしながらさっちゃんと関わるのは、やっぱり迷いと後悔の連続になる。

 

せめて側にいるときは、いっぱい甘えて欲しい。

時にはわがまま言って困らせてくれたっていいから。

 

さっちゃんに淋しい思いをいっぱいさせたけど、

お仕事がんばった、元気なﾏﾏの笑顔をいっぱい見せてあげたい。

落ち込んでる姿ばっかり見せてられない。

 

 

と、言うわけで

 

しつけお行儀と息巻いていたこともあったけれど

さっちゃん。ﾏﾏは遅まきながら今年の抱負。

 

 

多少のいたずら、わがまま、じたばた大抵許す！

なんでもいいから甘えてらっしゃい！

 

以上、長い独り言でした。ｗ